ペットドックが実施可能になりました
昨今、人医療で行われる「人間ドック」が動物医療にも導入され、「ペットドック」として取り入れる動物病院が増えています。
従来の、「病気になったら治療する」ことに加え、「病気になる前に早期発見・治療する」ことのニーズが高まっています。
当院も、主にわんちゃん・ねこちゃんを対象にペットドック制度を導入し、健康状態の把握、病気の早期発見・治療に繋げるサポートをいたします。
ご案内
・検査に時間を要するので、基本的に予約制で行います。
・当日、午前中にお預かりし、午後にお返しと結果のご説明をします。
・当面の間、空きがあれば当日予約も可能とします。
・12時間程度の絶食、数時間の絶水を推奨します。
(食後は血糖値、コレステロールなどの数値や腹部エコー検査に一部影響が出るため)
・ご希望の方は、事前に採尿セットをお渡しします。(スポイト、チューブ)
→自宅採尿することで、動物さんの院内採尿時の負担をなくすことができます
料金
・ねこちゃん、小型わんちゃん
(~15kg)・・・・・・・・¥ 15,000
・中〜大型わんちゃん
(15~30kg)・・・・・・・¥ 18,000
・大〜特大型わんちゃん
(30kg~)・・・・・・・・¥ 21,000
エキゾチックアニマルドックについて
エキゾチックアニマルさんは、想像以上に検査の負担が大きいです。
また、体格上実施不可能な検査もあります。
検査のメリットは大きいのですが、リスクも存在します。
ご希望の方は、担当獣医師にご相談ください。
部分的な実施などを含め、検査の是非を相談で決めていきましょう。
検査内容
①身体検査(視診、聴診、触診)
心雑音、可視粘膜、体表リンパ節、皮膚状態、疼痛箇所などを評価
②お手入れ(爪切り/やすりがけ、足裏バリカン、肛門線絞り、耳掃除)
③血液検査(血液細胞検査、血液生化学検査)
貧血や炎症の有無、各種臓器(肝臓、腎臓、血糖値、コレステロールなど)の機能を評価
*フィラリア検査も同時に実施できます。
(別途1,000~2,000円の費用がかかります)
④レントゲン検査(胸部、腹部)
心拡大や肺/気管/気管支の異常、腹腔内臓器の形態異常を評価
⑤エコー検査(腹部)
腹腔内蔵器(肝臓、胆嚢、脾臓、腎臓、副腎、膀胱、胃腸など)における、
結節/腫瘍の発生の有無、形態異常、胃腸の層構造を評価
⑥糞便検査
赤血球や白血球の出現(出血や炎症)、寄生虫や虫卵の有無、腸内細菌バランスを評価
⑦尿検査
血尿、尿糖(糖尿病)、細菌感染、蛋白漏出、結晶の有無などを評価
⑧心臓検査(心電図検査、心臓エコー検査)
心臓内部の構造異常(奇形、弁膜症、腫瘍など)を評価
各疾患ごとに逆流速度を測定し、心臓にかかっている負荷を評価
*心臓検査は、ご希望の方のみ実施します。
*別途4,500円の費用がかかります。
*聴診は①身体検査に含まれています。
*胸部レントゲンは④レントゲン検査に含まれています。
*特に心臓に雑音がある子、心臓の持病で治療している子にオススメです。